ココロ自己受容・他者受容

When Charley Met Emma

When Charley Met Emma
Author:Amy Webb
Illustrator:Merrilee Liddiard
Published:March 12, 2019
ISBN:1506448720
ISBN13:978-1506448725
Age:5歳
Page Count:32
Format:Hardcover / kindle
Genre:共感力
Publisher:Beaming Books

本のあらすじ

チャーリーが公園に行くと、手がなく車椅子に乗っているエマを見たとき、彼は最初はどう反応したらいいのかわからず、「Wired(奇妙だ)」と言ってしまいます。

しかし、チャーリーはエマとお話をして好きなものが一緒だとわかると二人の距離は縮まります。

彼は人と違うことが悪い、悲しい、または奇妙ではないことを再確認します。

-人はみんな違うものであり、違うことは素晴らしい事だと学びます。

We’re all different, and different is great!
(僕たちはみんな違う、そして違うって素晴らしい!)

この絵本からのメッセージ

両親や介護職の方々へ
特別なニーズを持つ子供や人に会うときは、
子供たちに違いについて教育し、
さまざまな能力を持つ子供たちとの友情を育むことが重要です.。

この4つのステップのプランを覚えておいてください。

1. 正しい知識を教える
子供を黙らせて立ち去らないでください。代わりに、あなたの子供の質問に答えてあげてください。
特別支援が必要な子供に名前を尋ねます。 子供または保護者に違いについて尋ねます。

2. 親切な気持ちを持つ
質問は問題ありませんが、じっと見つめたり、指をさしてささやいたり、笑ったりすることは禁止されていることをお子様に教えてください。 お子様が、「奇妙」「不気味」「醜い」などの傷つける言葉ではなく、「違う」などの優しい言葉を使うことを学べるようにサポートしてください。

3. お互いの共通点を見つける
私たちは違うことより似ているということの方が多いことを探す手伝いをしてあげてください。 お気に入りのおもちゃ、食べ物、ゲーム、アクティビティ、映画などの話題は、お互いの共通点を見つけ出す出発点として最適です。

4. それぞれ違う能力を尊重する
誰もが得意なことがあります。障害のある人は特定のことができないかもしれませんが、おそらく他の多くのことが得意であることをお子様が学べるように助けてください。 彼らは、あなたが持っていない能力を持っている可能性もあります。

合わせて読みたい!エマが主人公のストーリー
 

レビュー

カナダは日本に比べると電動車椅子で外出している人が多い気がします。

息子は公園やモールなどで電動車椅子に乗っている人を見つけると、指を差して「What’s that?(アレナニ?)」と聞いてきます。

「Wheel Chair(車椅子)だよ」と答えるのですが、最近は「Why?(なんで)」責めにあうのでどう説明をしたらいいのか悩んでいました。

カイママ
カイママ

この本を読んで、いざ障害を持ったお友達に会う場面に直面することを考えて、正しい対応や接し方が自然と出来るように日頃から親が子どもに説明する準備しておくことは大切だなと感じました。

 

この絵本のチャーリーのように、子どもはフィルターのかかっていない真っ新の状態でモノを見るので「それぞれの違いを素晴らしいと考える」ことを日頃から教えてあげることで自然と正しい対応ができるのかもしれません。

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