
こんな絵本
失って気づく存在のありがたさ
この絵本では、「愛」という普遍的なテーマが取り上げられており、それぞれのキャラクターが持つ個性によってストーリーに深みを与えています。また、美しいイラストレーションもこの物語に命を吹き込んでおり、小さなお子様たちにも視覚的な楽しみを提供しています。
絵本のストーリー
『Mr. Pusskins: A Love Story』は、愛らしい猫「ミスター・プスキンズ」とその主人公との関係を描いた物語です。物語は彼の日常生活から始まり、彼がどれほど自己中心的であるかを描写します。しかしながら、ストーリーが進むにつれて、彼は新たな出会いと経験を通じて成長し、自分以外の存在への思いやりや愛情を学んでいきます。

少女エミリーは飼い猫のMr.パスキンズを溺愛して甘やかしていましたが、ネコはそんな彼女の愛情を鬱陶しいと感じ、家出を試みます。
路上での生活は彼が今までに経験したことのない楽しさがありましたが、直ぐに汚く冷たく孤独な路上生活は全く幸せではないことに気づくのです。そんな時、エミリーが出した「迷い猫のポスター」を見つけたMr.パスキンズは、どれだけ自分が感じの悪い猫でもエミリーが優しく愛してくれ全てを与えてくれたのに、自分が甘えていたと反省するのでした。

心を入れ替えたMr.パスキンズとエミリーはお互いに一緒にいることに幸せを感じるのでした。
レビュー
サリー・ゴードンによるイラストレーションは非常に鮮やかで魅力的。カラフルな色使いや柔らかな線使いが印象的であり、それぞれのページには心温まる情景が広がっています。
また、登場人物たちの表情や動作も生き生きとしており、その繊細さから物語への没入感を高めています。 さらに、本書には言葉遊びや音韻的要素も含まれており、小さい子供たちにも親しみやすい内容となっています。
絵本を通じて愛や友情の大切さ、自分の行動を省みることを学ぶことができるこの作品は、親子で一緒に楽しむのにもぴったりです。
ワンフレーズ ピックアップ
Now both Emily and Mr. Pusskins realize how lucky they are to have each other.
(エミリーとMr.パスキンズはお互いに一緒にいれることがどれだけ幸せなのかと実感しています。)