本のあらすじ

クマとウサギは散歩に出かけましたが、途中で素敵なものを見つけるたびに、ウサギはすべてを独り占めしたいと思っています。ウサギは美味しそうなアイスクリームを友達のクマに一口も提供せずにむさぼり食うほどです。それでもクマは怒ることもなくウサギを温かく見守ります。

そんなウサギは蜂蜜をひとり占めしようとして蜂の大群に追いかけられ痛い目をみます。
そんなウサギを優しく看病するクマ。その時、ウサギは・・・？

うさぎは親友のくまと分かち合うことを学べるでしょうか?

レビュー

全くシェアができない、このウサギと同じ2歳の息子に読ませたくて借りました。
このウサギが息子そのもので親しみがわきました。
沢山あるチップスすらもくれなくて、本当に小さいカケラをこれならいいよって誇らしげにくれる息子が可愛くてつい笑ってしまいます。

まずは自分の気持ちを大切にするこの時期。
1歳半ごろから独占欲や執着心が出て、人に分け合うことが出来ないことが普通で成長過程の一部。
まだまだシェアできなくて当たり前だと思っています。

カイママ

ただ、いつも『Sharing is caring（シェアすることは思いやりだよ）』と声がけはしています。そのうち自分からどうぞが必ず出来ると信じています。

数々の賞を受賞した素晴らしいエミリー・グラヴェットの、温かみのある可愛らしいイラストとストーリーは子どもに「無理にシェアしなくてもいいんだ」と安心感を与えてくれます。

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